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2011年05月26日(木)

IGC、2011/12年度世界小麦生産見通し500万トン引き下げ
  [穀物・大豆]

IGC月例報告
出所:国際穀物理事会(IGC)、単位100万トン

11年5月 11/12年 前年比 修正 10/11年 修正 09/10年
小麦
生産 667 ↑ 2.77% ↓ 5 649 ↓ 1 679
輸出入 127 ↑ 4.10% ↑ 1 122 →0 128
消費 669 ↑ 1.21% ↓ 3 661 ↓ 1 652
在庫 185 ↓0.54% ↓ 1 186 →0 198
コーン
生産 848 ↑ 4.43% ↑ 1 812 ↑ 3 815
輸出入 93 ↓1.06% ↓ 1 94 ↓ 2 86
消費 853 ↑ 1.19% ↓ 1 843 →0 817
在庫 116 ↓4.13% ↑ 5 121 ↑ 2 152

国際穀物理事会(IGC)は世界穀物需給の月次報告で、2011/12年度の世界小麦生産見通しを500万トン引き下げた。最新予測は6億6700万トンである。ただ、2010/11年度推定の6億4900万トン(修正値)からは2.8%増加になる。IGCは一部の天候を下方修正の要因としており、特に欧州連合(EU)と米国による影響を挙げた。

2011/12年度の消費予測は6億6900万トンとした。2010/11年度推定の6億6100万トン(修正値)から1.2%増加になり、過去最高更新の見方でもある。ただ、従来予測から300万トン引き下げだ。エタノール向けの消費が事前予想を下回るという。ロシアではオオムギなどの代替により飼料向けの小麦消費削減を見通す。

2011/12年度の小麦貿易見通しを1億2600万トンから1億2700万トンに引き上げた。前年比は4.1%増加になり、北アフリカ、近東アジア、EUが寄与するとの見方を示す。期末在庫見通しは2010/11年度を1億8600万トンで据え置き、しかし2011/12年度は100万トン引き下げて1億8500万トンとした。

IGCは、2011/12年度の世界コーン生産見通しを8億4700万トンから8億4800万トンに上方改定した。増反や平均以上のイールドで前年から4.4%増加になる。ただ、上方修正でも、米国の生産は下方修正という。2010/11年度の推定は8億1200万トンで、300万トン引き上げだった。

2011/12年度の世界コーン消費予測は前年比1.2%増の8億5300万トンとした。100万トンの下方修正である。飼料向けで黒海周辺国産の小麦などとの競争見通し。エタノール需要は米国が横ばい見通しで、世界全体に平均より低い伸びになるのを見越す。

貿易は2010/11年度推定を9600万トンから9400万トンに引き下げ、2011/12年度も100万トンの下方修正で9300万トンとした。2011/12年度期末在庫の予測は1億1100万トンから1億1600万トンに改定。上方修正でも9年ぶりの低水準を更新するという。米国で生産が事前予想を下回るとの見方から、在庫積み増しに懐疑的なことを示している。

Posted by 直    5/26/11 - 10:55 

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