2007年12月06日(木)
ABARE、世界小麦供給縮小と価格上昇見通す
[穀物・大豆]
豪農業資源経済局(ABARE)は6日に発表した四半期ごとの商品レポートで、2007/08年度の世界小麦供給の縮小と価格上昇を見通した。生産推定は前年比2.0%増の6億200万トン。9月の報告で見越していた6億100万トンから上方修正で、二日前に発表した国内生産を5%近く引き上げたのが背景にある。中国とロシアも上方修正。また、ABAREは今年度の期初在庫を従来みていた1億1700万トンから1億1800万トンに修正。生産とあわせて7億2000万トンの供給になるが、前年度の7億2700万トンより少ない。
世界消費は前回報告時の6億1400万トンから6億1000万トンに引き下げ、最新予測は前年比横ばいの見方となった。食用を4億4400万トンで維持したが、飼料向けは9500万トンから5.2%減の9100万トンに修正。価格上昇による需要削減と説明している。それでも、供給ダウンが影響して2007/08年度の世界価格は平均して前年比46.2%上昇の1トン310ドルと推定。従来の275ドルから大きく引き上げた。ABAREの07/08年度期末在庫予測は1億900万トン。1970年代終わり以来の水準に縮小と繰り返すが、従来予測より500万トン多めにみている。
Posted by 直 12/6/07 - 11:47



