2011年10月27日(木)
7-9月期GDPは前期比年率で2.46%増、予想上回る
[経済指標]
実質国内総生産(GDP) 速報値
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、年率、単位10億ドル
| 11年3Q | 11年2Q | 市場予想 | ||
| 実質国内総生産 | ↑ 2.46% | ↑1.33% | ↑ 2.2% | |
| 個人消費 | ↑ 2.44% | ↑0.68% | ||
| 国内投資 | ↑ 4.16% | ↑6.43% | ||
| 物価指標 | ||||
| >GDPデフレーター | ↑ 2.52% | ↑2.52% | ↑ 2.5% | |
| >個人消費支出(PCE) | ↑ 2.36% | ↑3.30% | NA | |
| >>コア | ↑ 2.09% | ↑2.26% |
米商務省によると、7-9月期実質国内総生産(GDP)速報値は前期比2.46%増加した。昨年7-9月期以来、ちょうど一年ぶりの高い伸び。市場予想も上回った。GDPは2009年7-9月期から9四半期連続アップになる。
経済の3分の2を占める個人消費支出が2.44%増えた。やはり2009年7-9月期以降前期比プラスを続けており、また3四半期ぶりの大幅アップ。耐久財での支出が4.13%増加に転じた。ただし、自動車および部品は3.23%のマイナス転落。非耐久財は0.21%増えた。9四半期連続アップとなり、また前期とほぼ同水準の伸び率である。
設備投資が16.28%増だった。昨年1-3月期から増加基調を続け、また7-9月期はこの間で2番目に高い伸び。機器・ソフトウエアが17.42%増加し、2010年4-6月期以降債最も大きなプラス幅となった。建造物への投資も前期を上回ったが、伸び率は13.29%と前期より小さくなった。
住宅投資が2.36%増で、前期の約半分の伸びにとどまった。在庫投資は54億ドル増加。前期に391億ドル増だったのからペースは著しく鈍化し、この結果、GDPには1.08ポイントのマイナス要素になり、前期の0.28ポイント以上だ。
貿易収支で赤字幅が4094億ドルだった。前期の4164億ドルから縮小し、2010年1-3月期以降最少の赤字幅である。輸出が4.00%増加し、モノだけで4.68%アップとなり、揃って前期も上回る伸びだった。ただ、サービスは2.39%と前期の半分以下のプラス幅。輸入は前期を1.92%上回った。モノが1.83%、サービス2.48%といずれも前期以上の伸びだった。
政府支出が前期比横ばいとなった。2010年10-12月期から3四半期続いた減少が一服した格好になる。連邦政府による支出は2四半期連続アップで、また1.98%と前期以上の増加幅。地方政府では5四半期連続の支出削減となったが、それでもマイナス幅は前期の2.78%1.34%に小さくなった。
物価については、個人消費支出物価指数(PCE)が前期比2.36%上昇した。エネルギーと食品を除いたコア指数上昇率は2.09%。いずれも前期より伸び悩んだ。前年比較すると全体が2.87%。コア指数は1.64%で、こちらは逆に前期から伸びペースが速まった。
Posted by 松 10/27/11 - 08:38



