2007年12月12日(水)
10月貿易収支は578.2億ドルの赤字、予想を上回る赤字拡大
[経済指標]
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、単位100万ドル、▲赤字
| 07年10月 | 前月比 | 07年9月 | 市場予想 | ||
| 貿易収支 (モノ+サービス) | ▲57823 | ↑ 1.23% | ▲57118 | ▲57000 | |
| >モノ(Goods) | ▲66772 | ↑ 1.40% | ▲65849 | ||
| >サービス | 8949 | ↑ 2.50% | 8731 | ||
| 輸出 (モノ+サービス) | 141683 | ↑ 0.90% | 140422 | ||
| 輸入 (モノ+サービス) | 199506 | ↑ 1.00% | 197540 |
米商務省が発表した10月の貿易収支は、前月比1.23%増の578億2300万ドルとなった。7月以来の高水準であり、市場予想も上回った。また、商務省はこのたび今年4月以降のデータを改定しており、この結果、9月は速報段階で前月比マイナスだったのが4ヶ月ぶりの増加となった。このため、10月は2ヶ月連続して赤字拡大である。しかも、10月の前月比は5月以来の高い伸びだった。
赤字赤字拡大に起因したのが輸入増加。中でも、石油及び石油製品が8.25%増えたのが目立つ。原油輸入は規模が増加しただけでなく、単位価格も72.49ドルと史上初めて70ドルを超えたために金額ベースで1割を越える増加である。非石油では飲食品や資本財の減少から前月比マイナスだったが、それでもモノ全体で0.99%増え、これは3ヶ月ぶりの大幅プラスだ。サービスは4ヶ月連続してアップ。
輸出が0.90%増加した。輸出はこれで8ヶ月連続プラス。モノが0.72%増。もっとも資本財の3.37%増以外は減少した。工業製品も石油及び石油製品は前月を上回りながらセクターでは前月よりマイナスである。サービス輸出は1.35%増え、9月の不振から回復。物価上昇を考慮した実質値(リアルマネー)ではモノの赤字が前月比0.85%減の512億4700万ドルだった。
国別で赤字最大の対中国が259億2800万ドルとなり、過去最高を更新した。前月からは20億ドル以上の増加。二番目に大きい対日も前月から約18億ドル増えて79億5900万ドル。一方、石油の輸入増加にもかかわらず石油輸出国機構(OPEC)に対する赤字は国別で拡大、縮小とまちまちであり、グループ全体でみると対OPEC赤字は前月を下回った。
Posted by 松 12/12/07 - 08:54



