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2012年01月19日(木)

IGC、小麦とコーンの世界生産見通しを引き上げ
  [穀物・大豆]

IGC月例報告
出所:国際穀物理事会(IGC)、単位100万トン

12年1月 11/12年 前年比 修正 10/11年 修正 09/10年
小麦
生産 690 ↑ 5.67% ↑ 7 653 →0 679
輸出入 135 ↑ 7.14% →0 126 →0 128
消費 681 ↑ 3.81% ↑ 2 656 →0 652
在庫 204 ↑ 4.62% ↑ 4 195 ↓ 1 199
コーン
生産 861 ↑ 4.24% ↑ 8 826 →0 820
輸出入 94 ↑ 1.08% →0 93 →0 86
消費 867 ↑ 2.73% ↑ 6 844 →0 821
在庫 125 ↓4.58% ↑ 2 131 →0 148

国際穀物理事会(IGC)は世界穀物需給の月次報告で、2011/12年度の世界小麦生産推定を6億9000万トンと発表した。昨年11月の前回報告で見越していたより700万トン多い。引き上げはアルゼンチンやオーストラリアなど南半球の生産が背景にあるという。だが、中国、カザフスタンの上方修正も寄与したとのこと。最新推定は前年比5.7%増で、過去最高を更新する見方である。

2011/12年度の消費予測は6億7900万トンから6億8100万トンに引き上げた。飼料向け消費拡大を指摘。それでも、2011/12年度期末在庫見通しは従来に比べて400万トン多い2億400万トン。カザフスタン、ウクライナで著しい積み増しが予想されるが、欧州連合、米国ではほぼ横ばいをみている。また、世界在庫は前年比4.6%増になり、中国での増加によるとした。2011/12年度の小麦貿易見通しは前年比7.1%増の1億3500万トンで据え置き。

IGCは、2011/12年度の世界コーン生産推定を800万トン引き上げた。修正によって、前年比4.2%増の8億6100万トンと過去最高になる。米国の収穫がさえないものの、中国、ウクライナが豊作の見通し。また、南米の見通し悪化でも、アルゼンチンやブラジルで記録的に大きな生産規模が見込まれている。

2011/12年度の世界コーン消費予測葉600万トン引き上げて8億6700万トンとした。前年からは2.7%増加。ただし、これは近年の平均伸び率を下回るという。エタノール需要が横ばいのため、工業用が伸び悩む見通し。期末在庫は5年ぶりの低水準になるとみているが、1億2500万トンと従来予測の1億2300万トンから引き上げた。貿易は100万トン引き下げて9300万トン。前年と同水準の見通しである。

Posted by 松    1/19/12 - 10:41 

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