2007年12月14日(金)
OPEC、08年世界石油需要を5万バレル引き上げ
[エネルギー]
出所:石油輸出国機構(OPEC)、単位100万バレル
| 2008年 | 修正 | 2007年 | 修正 | 2006年 | 08年1Q | 07年4Q | |
| 世界需要合計 | 87.06 | ↑ 0.05 | 85.74 | ↑ 0.04 | 84.53 | 87.34 | 87.07 |
| 非OPEC石油生産合計 | 50.74 | ↓ 0.02 | 49.62 | ↓ 0.10 | 48.90 | 50.69 | 50.08 |
石油輸出国機構(OPEC)は14日に発表した月報で、2008年の世界石油需要を日量8,706と推定、前月から5万バレル小幅上方修正した。07年度は4万バレル引き上げている。08年の需要は前年比で1.3%増加、輸送部門や工業需要が需要の牽引役で、途上国の需要の伸びが全体の80%を占めるとした。一方、サブプライム問題に端を発した金融市場の混乱が世界経済に及ぼす影響を懸念、08年度の米国の経済成長率を2.0%と潜在成長率以下に引き下げるなど、米国を中心に景気の先行きが不透明になっていると指摘した。
世界供給については、非OPEC諸国の生産伸び悩みが2007年の市場に与えた影響は大きかったと指摘。コスト増や技術的な問題で新規開発が遅れたこと、悪天候やパイプラインの損傷、石油輸出税の引き上げ、北海油田に置ける大規模なメンテナンスや安全基準の厳格化などがその背景にあるとした。07年度の非OPEC諸国の前年からの生産の伸びは初期推定では日量140万バレルとしていたのが、70万バレルまで下方修正された。
11月のOPEC生産は日量3,168.8万バレルと前月から12.5万バレル増加。油田のメンテナンスによりUAEの生産が48.1万バレル減少したのが響いた。イランの生産も2.9万バレル減少。一方サウジやアンゴラをはじめ、他の加盟国では生産が増えたところが多かった。なお、今回から11月に再加盟したエクアドルの生産が加えられている。OPECへの石油需要(Call on OPEC)は2007年度が日量3,172万バレルと前月から14万バレル引き上げ、08年度は3,140万バレルと6万バレル引き上げられている。
Posted by 松 12/14/07 - 08:39



