2012年02月16日(木)
1月生産者物価指数は前月から0.10%上昇、予想下回る伸び
[経済指標]
生産者物価指数(PPI)
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、1982年=100
| 前月比 | 12年1月 | 11年12月 | 市場予想 | |
| 生産者物価指数(PPI) | ↑0.10% | ↓0.10% | ↑0.3% | |
| コア(エネルギ・食品除く) | ↑0.44% | ↑0.28% | ↑0.1% |
労働省が発表した1月の生産者物価指数(PPI)は前月比0.10%上昇した。2ヶ月ぶりのプラス転換だが、市場予想は下回る伸びだった。一方、変動の激しいエネルギーと食品を除いたコア指数は0.44%上がり、昨年7月以降もっとも大きなプラス幅である。市場予想も上回った。なお、労働省は季節調整の年次修正に伴い、2007年1月から2011年12月のデータ改定を行った。
エネルギーが0.51%下がった。2ヶ月連続ダウンで、また前月の0.36%以上のマイナス幅である。背景にあるのが暖房油の2.86%下落で、やはり前月に比べて落ち込みペースが速まった。天然ガスも住居用と工業用揃って前月以上の値下がり。しかし、ガソリンは1.98%上がり、4ヶ月ぶりのプラス転換となった。
食品は0.30%下がり、2ヶ月連続で前月を下回った。ただ、マイナス幅は前月より小さい。卵が約15%落ち込み、果物、野菜の値下がりも大きかった。また、精米、油類、魚介類、焙煎済みコーヒーなども安い。上昇したのは清涼飲料品や冷凍食品、鶏肉で、いずれも1%以上の値上がり。牛肉、パスタ製品も高かった。
コア部分では、消費財なら薬品関連、家電、スポーツ用品の値上がりが進んだ。紳士・男児服が上昇に転じ、靴も前月からペースの速い上昇である。一方、乗用車が0.76%下がった。3ヶ月ぶりの下落で、しかも、マイナス幅は2010年10月以降最も大きい。資本財は0.37%上がり、前月からペースが加速した。
中間財が0.40%下落し、コアは0.05%下がった。原材料全体で1.52%、コアは0.60%と揃ってプラス転換。
PPI の前年比伸び率は4.14%だった。コアで2.96%アップ。いずれも前月を下回る伸びである。
Posted by 松 2/16/12 - 08:59



