2007年12月20日(木)
7-9月期GDPは4.91%と前回から据え置き、インフレ指標は引き上げ
[経済指標]
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、年率、単位10億ドル
| 07年3Q | 改定値 | 07年2Q | 市場予想 | ||
| 実質国内総生産 | ↑ 4.91% | ↑ 4.92% | ↑ 3.82% | ↑ 4.9% | |
| 個人消費 | ↑ 2.84% | ↑ 2.66% | ↑ 1.40% | ||
| 国内投資 | ↑ 4.99% | ↑ 5.92% | ↑ 4.59% | ||
| 物価指標 | |||||
| >GDPデフレーター | ↑ 1.04% | ↑ 0.94% | ↑ 2.64% | ↑ 0.9% | |
| >個人消費支出(PCE) | ↑ 1.81% | ↑ 1.67% | ↑ 4.25% | ||
| >>コア | ↑ 2.00% | ↑ 1.82% | ↑ 1.36% |
7-9月期GDPは前期比4.91%増加で確定となった。改定値とほぼ変わらず、これは2003年7-9月期以来、ちょうど4年ぶりとなる高成長だ。速報段階での伸び率3.90%も大きく上回る。GDPの3分の2を占めるといわれる個人消費伸び率が改定値での2.66%を上回る2.84%。耐久財と非耐久財、サービス揃って従来の推定以上の前期比プラスである。
一方、企業の設備投資は9.36%と改定値よりやや低い伸びだった。建造物の投資は前回報告時を上回る増加だったが、機器・ソフトウエアの伸び率がやや縮んだ。在庫投資も従来推定より鈍い増加。非農業部門での在庫投資によるGDPの寄与度は改定値1.01から確定値では0.87。住宅投資は20.53%減少し、改定値19.71%だけでなく速報値の20.12%も超える落ち込みだった。
貿易では輸出、輸入ともに改定値以上の伸びとなった。この結果、GDPへの寄与度は改定値1.37とほぼ同水準の1.38。政府支出伸び率は従来の推定よりやや低い3.78%。
物価の伸び率に関しては、個人消費支出物価指数(PCE)が1.67%から1.81%に上方修正である。前年比も2.10%から2.14%となった。一方、コアの前期比伸び率が2.00%と2四半期ぶりの2%乗せ。改定値では1.82%だった。前年比較が改定値1.88%を上回る1.92%。
Posted by 松 12/20/07 - 08:40



