2007年12月21日(金)
債券:10年債利回り4.17↑0.12
[場況]
債券は大幅下落。信用リスク不安を薄れさせるニュースが続き、また物価上昇懸念も加わって売り一色となった。まず早くにシンガポール系ファンドによるメリルリンチへの出資観測報道が伝わり、その後で米連邦準備理事会(FRB)が短期資金供給を必要な限り続けると宣言。サブプライムローン問題解決に貢献するとのシナリオの下で債券売りが殺到した。また、11月の個人消費支出(PCE)大幅増加に加え、PCE物価指数の伸びが加速したことも重しだ。
早朝から軟調な相場展開だったが、PCEデータやFRBの声明発表の後には下げ幅が一段と拡大していった。10年債利回りは昼に4.1%台後半を狙った動きとなり、3日ぶりの水準に上昇。来週前半の取引はクリスマスイブが短縮、クリスマス当日は休場である。最悪を想定した売りをより膨らませ、午後も利回り上昇が鈍ることはなかった。物価見通しを巡る不安ムードは特に長期債に響き、このため、利回り曲線も前日から一段とスティープニングが進んだ。
Posted by 直 12/21/07 - 17:27



