2008年01月08日(火)
全米不動産協会、2008年中古住宅販売見通し据え置き
[金融・経済]
全米不動産協会(NAR)は8日に発表した月次住宅市場見通しで、2008年の住宅販売について向こう数ヶ月間の横ばいを経て上向き、2009年にさらなる改善との見方を示した。協会チーフエコノミストは、足元について需要はあるものの消費者が市場の安定化を待っている状態と解説。このため、販売回復は早ければ春先、しかし今年後半に先送りもあり得ると具体的なタイミングがまだ計れないという。
同氏はまた、政府による一連の対策が販売を押し上げるとしながら、導入時期が不明なことを指摘。さらに、米連邦準備理事会(FRB)の金融政策について、小幅の利下げを繰り返すよりも1月末の会合でフェデラルファンド金利の誘導目標水準を現行の年4.25%から3.5%に一気に引き下げた方が効果的と述べた。
NARは2008年の住宅販売見通しについては中古を従来の前年とほぼ同水準の約570万戸で据え置いた。今回初めて明かす2009年は591万戸に増加と予想。2007年の販売推定も従来の566万戸を保った。価格は2007年を前年比1.9%下落の21万7600ドルの推定で維持し、2009年には22万4400ドルに上がると見越している。2008年について声明で触れていない。
新築物件については2007年の販売推定を78万8000戸から77万3000戸、2008年分を69万3000戸から66万9000戸にそれぞれ引き下げた。2009年には73万戸になると見通している。販売価格は2007年に24万1400ドル、2008年には24万2200ドルと予想。いずれも前回報告での23万9100ドル、23万6600ドルより高い。また、2009年にはさらに6%近く上がる見通しとした。
Posted by 直 1/8/08 - 10:37



