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2008年01月14日(月)

2008年不動産担保ローン、前年比16%減少見通し
  [金融・経済]

モーゲージ・バンカーズ協会(MBA)は14日、2008年の不動産担保のローンが前年比16%減の1兆9600億ドルになるとの見通しを発表した。MBAの推定通りとなれば、2000年以来で2兆を下回ることになる。しかも、2009年にはさらに1兆8800億ドルに落ちるとも予想。MBAのチーフエコノミストは、現行の金融危機が銀行の資本不足に起因するのを懸念しているとコメント。ただ、焦げ付き局面に突入する際の資金力がしっかりだったともいい、銀行の資金が急速に底をつくリスクは小さいとの見方も示した。

MBAは、住宅ローンだけで2008年に一年前から18%減って9550億ドルになると見通している。中古住宅販売は約13%減の494万戸、新築がやはり約15%落ち込んで66万6000戸と推定。2008年住宅価格(中間値)は新築、中古いずれも2%ほど下落すると予想している。しかし、2009年には中古販売が4%、新築7%それぞれ増加を見込む。価格は1-2%上がるとみている。このため、住宅ローンも5%ほど増え、1兆円台に戻るのを見込んでいるという。

同氏は今年前半はまだ景気減速の見通しである。今月初めに発表された統計から民間雇用は2007年初めの拡大ペースから著しくスローダウンしたことがうかがえるといい、ガソリンや食品の価格上昇が購買力を鈍らせていることも指摘。また、住宅価格の下落が続くとも予想している。しかし、後半には回復、来年はしっかりとトレンド並みの成長ペースに戻るのをみており、景気後退回避のシナリオを維持していることも明かした。2008年終わりまでには住宅市場も底入れしようという。このほか、海外の成長や最近のドル安を背景に米国の輸出が伸び続けることも見通した。

物価については、コア部分での上昇を認識した。ただ、インフレ圧力は一時的な減少の可能性も示唆。景気減速で上昇が沈まるとの見方である。

Posted by 直    1/14/08 - 15:00 

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