2012年12月07日(金)
11月非農業雇用数は前月から14.6万人増加、予想上回る
[経済指標]
非農業雇用数
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、単位1,000人
| 12年11月 | 前月比 | 12年10月 | 市場予想 | ||
| 非農業雇用数 | 133852 | ↑146 | ↑138 | ↑90 | |
| 民間雇用数 | 111890 | ↑147 | ↑189 | ↑120 | |
| 週平均労働時間 | 34.4 | →0.0 | 34.4 | 34.4 | |
| 時間あたり賃金 | $23.63 | ↑0.17% | ↓0.04% | ↑0.1% |
米労働省が発表した11月の非農業雇用数は、前月比14万6000人増加した。10月の増加数が17万1000人から13万8000人、9月は14万8000人から13万2000人にそれぞれ下方修正されたことから、11月は3ヶ月ぶりの大幅プラスという格好となった。市場予想も上回った。非農業部門雇用数は2012年に入って166万6000人増加。月平均の増加数は15万1500人で、10月時点での15万6900人からペースがやや鈍った。
政府の1000人減少を差し引いて、民間だけの雇用数は前月から14万7000人増加した。前月の18万9000人(修正値)よりプラス幅が小さくなった。
資源・鉱業や建設を含めた製造全体の雇用は前月から2万2000人の減少に転じた。製造業だけでは7000人の減少だが、耐久財だけなら1万1000人の増加。2ヶ月連続の増加で、8月以来の大きなプラス幅である。一方非耐久財は1万8000人と、2009年7月以来の大きな落ち込みとなった。食品や化学品の減少が目立ち、一方では自動車および部品、合金製品では雇用増加が進んだ。
建設雇用は2万人減少と、5月以来の大幅マイナスとなった。しかし資源、鉱業は5000人増加し、5月以来で前月を上回った。
民間サービス業は16万9000人増えた。前月とほぼペースは変わらない。小売は5万2600人増と2ヶ月連続して5万人を超える伸び、前月以上の増加でもある。プロフェッショナルサービスは4万3000人の増加と、やや伸び悩んだ。もっともこのカテゴリにーある一時雇用は1万8000人アップで、5ヶ月ぶりの大幅増となった。
金融関連は1000人増加と、前月に比べて伸びペースが鈍った。銀行・保険が5100人と前月とほぼ同じプラス幅だったが、不動産・リースは5000人、3ヶ月ぶりに減少した。医療関連は2万2000人増で、プラス幅は5ヶ月ぶりの小ささとなった。教育は3700人と2ヶ月連続で減少だが、10月より小幅のダウン。美術・娯楽は1万4100人アップと、1月以来の大きな増加数となった。ホテル・外食サービスは9000人増と、昨年5月以降最小の増加幅にとどまった。
政府雇用は2ヶ月連続減少となった。ただ、10月が1万3000人減から5万1000人減に大きく改定となったこともあり、11月は1000人減にとどまった。連邦政府は6000人の増加に転じたが、州政府は3ヶ月続けて減少。ただマイナス幅は2000人と、前月の3万人(修正値)を大きく下回った。
週間平均労働時間は34.4時間となった。前月比横ばいで、市場予想とも一致。時間あたり賃金は23.63ドルと前月から0.17%上昇、予想以上の伸びとなった。前年からでは1.72%上昇した。
Posted by 松 12/7/12 - 08:50



