2014年11月25日(火)
7-9月期実質国内総生産改定値、前期比3.90%増に上方修正
[経済指標]
実質国内総生産(GDP)改定値
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、年率、単位10億ドル
| 14年3Q | 速報値 | 14年2Q | 市場予想 | ||
| 実質国内総生産 | ↑3.90% | ↑3.55% | ↑4.59% | ↑ 3.2% | |
| 個人消費 | ↑2.20% | ↑1.78% | ↑2.54% | ||
| 国内投資 | ↑5.14% | ↑0.97% | ↑19.08% | ||
| 物価指標 | |||||
| >GDPデフレーター | ↑1.43% | ↑1.31% | ↑2.12% | ↑ 1.3% | |
| >個人消費支出(PCE) | ↑1.26% | ↑1.23% | ↑2.34% | NA | |
| >>コア | ↑1.44% | ↑1.40% | ↑1.98% |
米商務省によると、7-9月期実質国内総生産(GDP)は前期から3.9%の増加となった。伸び率は速報値の3.55%から上方修正で、市場予想も上回った。
経済の3分の2を占める個人消費支出の伸び率が前期から2.2%増え、速報値の1.78%より高い伸びに修正となった。このうち、耐久財が8.70%、非耐久財は2.21%それぞれ増加し、揃って上方修正。サービスも1.16%の増加で、伸び率は速報値より僅かながらも引き上げられた。
設備投資は前期比7.10%増で、速報での5.46%増から引き上げとなった。機器と知的財産権の上方修正が背景にある。ただ、建造物は速報値の伸び率3.74%から1.06%に引き下げられた。
住宅投資は2.69%、2-四半期連続増加で、また速報値の1.87%増加から上方修正である。在庫投資が速報で628億ドル増加だったのから791億ドルの増加に改定となった。GDPの押し下げ要素であるものの、マイナス幅は0.12ポイントと速報値の0.57ポイントから小さくなった。
貿易収支で赤字幅が速報値の4099億ドルから4310億ドルに引き上げとなった。ただし、前期の4604億ドルからは縮小である。輸出が前期比4.89%増と速報値の7.83%より小幅プラスに改定で、逆に輸入は0.69%減少し、マイナス幅が速報の1.70%の半分以下に修正された。
政府支出は4.20%、2-四半期連続で増加した。ただし、伸び率は速報値の4.58%より僅かに引き下げである。連邦政府の支出が9.89%増え、地方政府は0.75%の増加で、いずれも下方修正である。
個人消費支出物価指数(PCE)は前期から1.26%上がり、エネルギーと食品を除いたコアで1.44%上昇した。いずれも速報値の1.23%、1.40%より高い伸びに改定となった。前年比での上昇率は、PCEとコア揃って速報で1.48%だったのから1.49%に引き上げられた。
Posted by 直 11/25/14 - 08:44



