2014年12月23日(火)
7-9月期GDP確定値は前期比4.97%増加、予想大きく上回る
[経済指標]
実質国内総生産(GDP)確定値
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、年率、単位10億ドル
| 14年3Q | 改定値 | 速報値 | 14年2Q | 市場予想 | ||
| 実質国内総生産 | ↑4.97% | ↑3.90% | ↑3.55% | ↑4.59% | ↑4.2% | |
| 個人消費 | ↑3.22% | ↑2.20% | ↑1.78% | ↑2.54% | ||
| 国内投資 | ↑7.15% | ↑5.14% | ↑0.97% | ↑19.08% | ||
| 物価指標 | ||||||
| >GDPデフレーター | ↑1.42% | ↑1.43% | ↑1.31% | ↑2.12% | ↑1.4% | |
| >個人消費支出(PCE) | ↑1.23% | ↑1.26% | ↑1.23% | ↑2.34% | NA | |
| >>コア | ↑1.40% | ↑1.44% | ↑1.40% | ↑1.98% |
米商務省によると、7-9月期実質国内総生産(GDP)は前期から4.97%の増加となった。伸び率は改定値の3.90%から上方修正で、2003年7-9月期以来の高水準。市場予想も上回った。
経済の3分の2を占める個人消費支出の伸び率は、前期から3.22%増えた。速報で1.78%増加だったのからまず2.20%増に改定され、確定値では一段の上方修正。耐久財の伸び率は8.70%から9.18%、非耐久財は2.21%から2.54%にそれぞれ上方修正。サービスも2.50%の増加と、改定値の1.16%から引き上げとなった。
設備投資は前期比8.89%増と、改定値の7.10%から上方修正された。建造物と機器、知的財産権が揃って改定を上回る伸びとなった。住宅投資は3.27%と2-四半期連続の増加で、増加率も改定値の2.69%から引き上げられた。在庫投資は前期から822億ドル増加、速報値の628億ドルから改定値で791億ドルに引き上げとなったのから更なる上方修正。GDPの押し下げ要素ではあるが、マイナス幅は0.12ポイントから0.03ポイントに縮小した。
貿易収支は、赤字幅が改定値の4310億ドルから4314億ドルに僅かに引き上げとなった。しかし、前期の4604億ドルから縮小であることに変わりはない。輸出が前期から4.56%増加と、改定値の4.89%より小幅のプラスとなった一方、輸入は改定値の0.69%減少から0.91%減少に修正された。
政府支出は4.42%増加した。改定値の4.20%から引き上げとなったが、速報値の4.58%に比べるとなお低い伸びにとどまっている。連邦政府と地方政府の支出ともに、上方修正となった。
個人消費支出物価指数(PCE)は前期から1.23%の上昇、エネルギーと食品を除いたコア部分は1.40%上昇した。いずれも改定値の1.26%、1.44%から引き下げで、速報値の水準に戻った。前年比での上昇率は、PCEとコア揃って速報で1.49%だったのから1.48%に下方修正された。
Posted by 松 12/23/14 - 08:33



