2015年05月29日(金)
1-3月期GDPは前期比0.75%減少に下方修正、4期ぶりのマイナス
[経済指標]
実質国内総生産(GDP)改定値
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、年率、単位10億ドル
| 15年1Q | 速報値 | 14年4Q | 市場予想 | ||
| 実質国内総生産 | ↓0.75% | ↑0.25% | ↑2.22% | ↓0.7% | |
| 個人消費 | ↑1.81% | ↑1.94% | ↑4.44% | ||
| 国内投資 | ↑0.71% | ↑2.03% | ↑3.73% | ||
| 物価指標 | |||||
| >GDPデフレーター | ↓0.08% | ↓0.06% | ↑0.14% | ↓0.1% | |
| >個人消費支出(PCE) | ↓2.02% | ↓1.97% | ↓0.42% | NA | |
| >>コア | ↑0.80% | ↑0.86% | ↑1.08% |
米商務省によると、1-3月期実質国内総生産(GDP)は前期から0.75%減少した。速報値で0.25%の増加だったのから修正、4-四半期ぶりのマイナス成長となった。
経済の3分の2を占める個人消費支出は1.81%増加と、速報値の1.94%から引き下げられた。サービスの伸び率は2.78%から2.48%に下方修正。一方耐久財は前期比1.13%増で据え置き、非耐久財は速報で0.25%減少だったのから0.12%増加に上方修正された。在庫投資は速報で1103億ドルの増加だったのから950億ドル増加に引き下げ、GDPへの寄与度も0.74ポイントから0.33ポイントに下方修正された。
貿易収支は5484億ドルの赤字と速報での5221億ドルから下方修正、2008年4-6月期以来の大幅赤字を記録した。輸出は前期から7.60%の減少と、マイナス幅は速報の7.15%から改定。モノは13.95%と速報値以上減少となったが、サービスは7.33%の増加と僅かに上方修正された。輸入は速報で1.81%増加だったのから5.56%の増加に修正、モノとサービスともに引き上げとなった。政府支出は1.09%、2-四半期連続の減少で、マイナス幅は速報値の0.84%より大きく修正された。地方政府は1.83%と速報値以上の減少、連邦政府は増加したものの、伸び率は0.29%から0.14%に引き下げられた。
設備投資は2.83%と、2009年10-12月期以来の大幅減少となった。マイナス幅は速報の3.40%から修正された。建造物と機器は上方修正、知的財産権は下方修正となった。住宅投資は4.93%増加と速報の1.28%増から引き上げ、3-四半期ぶりの高い伸びになった。
個人消費支出物価指数(PCE)は前期から2.02%下落と、速報値の1.97%よりも大幅マイナスに修正となった。エネルギーと食品を除いたコアは上昇となったが、伸び率は0.86%から0.80%に引き下げ。前年比ではPCEが0.27%、コアは1.31%それぞれ上昇、いずれも速報値から下方修正となった。
Posted by 松 5/29/15 - 08:36



