2015年09月01日(火)
2016年米コーンと大豆作付、価格低迷でも増加見通し・業界誌調査
[穀物・大豆]
米農業専門誌ファーム・フューチャーズは1日、2016年の国内作付に関する一次調査結果で価格が依然として低迷しているにもかかわらず、コーンと大豆が増加する見通しになったことを発表した。コーンが前年比0.8%増の8965万エーカーで、コーンベルトの中心部の増加が全体を押し上げると見られるという。ただ、中西部の一角では減少の可能性があることも指摘した。大豆は8632万エーカーと前年から2.4%増加、過去最高を更新するとの見通しとなっている。
一方、小麦はほかの作物との採算性の比較を背景に前年から0.4%と僅かに減少して5587万エーカーとみられることを示した。中西部の東のほうでは軟質赤色冬小麦が前年の天候による不調から回復が見込まれるが、ほかの冬小麦は減反の可能性があり、全体で前年を0.6%下回る4040万エーカーの見通しとした。また、春小麦も0.5%減少する見通しとしている。
同誌のアナリストは、マージンが不振の中でも、天候次第では価格が上昇することもあり得ることから、農家は減反に消極的との見方を示した。しかも、大豆はほかの作物に比べてコストが低いため、キャッシュフローが乏しい中で作付を増やしやすいとコメントした。同誌によると、調査は7月17日から8月3日に行われた。
Posted by 直 9/1/15 - 11:06



