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2015年09月11日(金)

IEA、2016年の世界石油需要の伸びを上方修正
  [エネルギー]

国際エネルギー機関(IEA)は11日に発表した月報で、2015年度の世界石油需要が前年比で170万バレル増加するとの見通しを示した。前月から10万バレルの上方修正、世界経済の回復や、価格の下落が背景にある。2016年の伸びは140万バレルと、前月から据え置きとなった。

非OPEC産油国の生産量は、2016年には日量5,770万バレルと前年比で50万バレル近く減少すると推定、価格急落の影響を受け、過去20年で最大の落ち込みとなる。米国、ロシア、北海油田などの生産が減少、米国のシェールオイルの生産は40万バレル減少するとした。

OPECの8月石油生産は日量3,157万バレルと、前月から22万バレルの減少となった。サウジやイラク、アンゴラの減少が背景にあるが、前年比では120万バレルの増加となっている。2016年のOPECに対する石油需要(Call on OPEC)は日量3,130万バレルと、非OPEC産油国の生産減少を受けて前年から160万バレル増加する。

7月末時点でのOECD諸国の石油在庫は29億2,300万バレルと前月から1,800万バレル増加、過去最高を更新した。製油所の稼動が好調さを維持している中で原油在庫は990万バレル減少したが、一方で石油製品在庫は2,670万バレル増加した。在庫は需要の31.2日分をカバー、6月末時点から0.6日分増加した。速報データによると、8月末時点での在庫も積み増しが続いているという。

製油所稼動は8月に日量8,090万バレルと、季節的なピークを迎える格好となった。今後はメンテナンスが本格化するのにつれ、10月に向けて稼働率は低下していくことになる。

Posted by 松    9/11/15 - 07:11 

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