2015年09月15日(火)
15/16年度世界小麦生産見通し、7.23億トンに上方修正・ABARES
[穀物・大豆]
オーストラリア農業資源経済科学局(ABARES)は四半期ごとの商品レポートで、2015/16年度の世界小麦生産が7億2300万トンになるとの見通しを示した。6月の前回報告時の7億1500万トンから引き上げ、これで3月に初回予測を発表してから2回連続の上方修正。また、引き上げによって前年度の推定2億7億2300万トン(修正値)と同水準で、従来の減少予想からシフトした格好になる。国・地域別に、米国を5700万トンから5800万トンに引き上げ、前年比で5.5%増加の見通しとした。一方、欧州連合が前年比4.5%減の1億4900万トンで、100万トンの下方修正。中国は1億2900万トンで据え置いた。
2015/16年度の世界小麦消費予測は7億1400万トンから7億1500万トンに引き上げた。前年比で1.3%の増加。食用は4億8400万トンで据え置き。しかし、飼料用を1億3800万トンから1億3900万トンに上方修正し、しかも、前年度の推定を1億3500万トン万トン引き下げたため2015/16年度が前年から増加の見通しになった。
2015/16年度の貿易は1億5200万トンと予想し、300万トン引き上げた。それでも、前年からは3.8%減少。このうち、輸出でオーストラリアとロシアを200万トン引き上げ、ウクライナを300万トン上方修正した。反面、アルゼンチンは100万トン、カナダが300万トンそれぞれ下方修正。米国は2500万トンで修正なしである。2015/16年度の期末在庫見通しは2億トンから2億1700万トンに引き上げた。前年度の推定2億900万トン(修正値)から積み増しになる。
Posted by 直 9/15/15 - 11:36



