2015年11月13日(金)
IEA、世界石油需要見通しを前月からほぼ据え置き
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は13日に発表した月報で、2015年度の世界石油需要が前年比で180万バレル増加するとの見通しを示した。2016年の伸びは120万バレルに鈍化、共に前月からはほぼ据え置きとなった。
10月の世界石油生産は日量9,660万バレルだった前月から増加、9,700万バレルに達した。非OPEC産油国の生産回復が背景にある。2016年の非OPEC産油国の生産は、ロシアの生産が堅調なのにもかかわらず日糧で60万バレル以上減少、米国のシェールオイルなどの高コストの油田の生産が60万バレル減少するのが要因となっている。
OPECの10月石油生産は日量3,176万バレルと、前月から小幅ながら増加した。イラクのクウェートの生産が減少したものの、リビアやサウジアラビア、ナイジェリアの生産増がそれを上回った。2016年のOPECに対する石油需要(Call on OPEC)は日量3,130万バレルと、前月から20万バレルの上方修正となった。
9月末時点でのOECD諸国の石油在庫は季節的な傾向に反して前月から1,380万バレル増加、30億万バレルに迫る水準となった。7-9月期の積み増しは日量160万バレルと、4-6月期の230万バレルからペースが鈍ったが、依然として過去の平均を大幅に上回っている。
製油所稼動は10月に日量7,820万バレルと、前月から120万バレル減少した。製油所の定期点検がピークを迎えていることが背景にある。
Posted by 松 11/13/15 - 08:08



