2016年06月03日(金)
ブレイナードFRB理事、早期利上げに慎重な見方示す
[要人発言]
米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード理事は3日に行った講演で、早期利上げに慎重な見方を示した。最近の経済情勢が強弱入り混じっているとし、国内景気の力強い回復に自信を持てるように追加の経済指標を待つのが有益と述べた。本日朝方に発表された雇用統計については、労働市場の減速を示したとコメント。非農業部門雇用数の増加ペースの鈍化、また失業率は4.7%に低下したものの、パートタイムの増加や労働力人口の参加率が下がったと指摘した。
ブレイナード理事は、金融政策が経済指標次第であることを強調した。その上で、4-6月期の経済指標がまだら模様なうえ、限定的とし、さらなるデータを見守ることに前向きな見方を示した。加えて、英国の欧州連合(EU)からの離脱による経済への影響が不透明なことや、中国およびエマージング市場経済を巡るリスクに注意を払うべきだと述べた。このほか、インフレ率が中期的に上昇するとみられると述べる一方、個人消費支出(PCE)物価指数のコア部分が低迷を続けていることも認識した。
Posted by 直 6/3/16 - 14:35



