2016年06月15日(水)
16/17年豪州小麦生産見通し、2538.4万トンに上方修正・ABARES
[穀物・大豆]
オーストラリア農業資源経済科学局(ABARES)は15日に発表した四半期ごとのクロップレポートで、2016/17年度の国内小麦生産が2538万4000トンになると見通し、3月の初回予測での2450万4000トンから引き上げた。前年比にして4.9%の増加になる。作付が1271万8000ヘクタールで、1273万3000ヘクタールからやや下方修正。前年も0.6%下回る。
ABARESは、2016/17年度の冬作物の作柄は概ね良好と評価した。特にウエスタンオーストラリア州では秋に平均以上の降雨に恵まれたとコメント。南東部でも5月の降雨量が平均以上で、ニューサウスウェールズ州とビクトリア州、サウスオーストラリア州の作付状況が改善したという。この結果、小麦はほかの作物への乗り換えを背景に減反の予想だが、イールドが約1.8トンに上昇が見込まれ、生産も上向くという。
生産を州別にみると、生産規模の最も大きいウエスタンオーストラリア州で前年比6.1%増の933万3000トンの見通しとした。ビクトリア州では274万トンと、31.4%増加予想。クイーンズランド州の生産は前年の140万トンから141万5000トンにやや拡大。しかし、ニューサウスウェールズ州とサウスオーストラリア州はそれぞれ749万3000トン、436万7000トンと前年の750万トン、437万6000トンをやや下回る。
Posted by 直 6/15/16 - 08:02



