2016年06月16日(木)
FX:円全面高、日銀の追加緩和見送りでリスク回避の動きが加速
[場況]
ドル/円:104.24、ユーロ/ドル:1.1224、ユーロ/円:117.01 (NY17:00)
為替は円が全面高の展開。日銀が政策会合で追加緩和の見送りを決定、英国のEU離脱に対する懸念が高まる中でも中銀が緩和策を打ち出さないとの失望感が高まる中で投資家のリスク回避の動きが加速、安全資産としての円に買いが集まった。ドル/円は東京朝から売りが先行、105円台後半まで値を下げての推移となった。昼前に日銀の追加緩和見送りが伝わると改めて売りが加速、午後には黒田総裁の会見が始まる中で103円台半ばまで一気に下げ幅を拡大した。その後は総裁が行き過ぎた円高に対する懸念を示したこともあって、ロンドンでは104円台半ばまで値を戻しての推移となったものの、NYに入ると再び103円台後半まで値を下げた。中盤以降は改めて値を回復、午後からは104円台前半を中心に上下を繰り返す展開となった。
ユーロ/ドルは東京では1.12ドル台後半でもみ合う展開、午後には買いが優勢となったが、1.13ドルまで値を伸ばすことなく息切れ。ロンドンに入ると一転して売り一色の展開、NYには入っても売りの勢いは衰えず、1.11ドル台前半まで一気に下げ幅を拡大した。その後は株価が上昇に転じる中で買い意欲が強まり、1.12ドル台前半まで値を回復。午後からは動意も薄くなった。ユーロ/円は東京では119円台前半で上値の重い展開、昼前には日銀の決定を受けて売りが加速、ロンドン朝には117円を割り込むまで一気に値を崩した。その後はやや買い戻しが優勢となる場面も見られたが、NYに入ると改めて売りが加速、115円台半ばまで下げ幅を拡大した。昼前からは買い戻しが集まり、117円台を回復しての推移となった。
Posted by 松 6/16/16 - 17:28



