2016年06月21日(火)
16/17年度世界小麦生産見通し、7.3億トンに上方修正・ABARES
[穀物・大豆]
オーストラリア農業資源経済科学局(ABARES)は四半期ごとの商品レポートで、2016/17年度の世界小麦生産が7億3000万トンになるとの見通しを発表した。前回報告で7億1000万トンの初回予測としていたのから上方修正。前年からは減少だが、0.8%とマイナス幅は従来の2.6%トンより小さい。国・地域別に、米国で1.3%増加し、インドでは2.3%増えるのを見越す。一方、欧州連合(EU)と黒海周辺地域がそれぞれ3.1%、2.1%減少の見通し。中国は横ばい予想とした。
2016/17年度の世界小麦消費予測は7億1800万トンで、従来の7億1400万トンから引き上げた。前年比にして0.1%ダウンになり、飼料用の3.4%減少が背景にある。食用は1.0%増加見通し。貿易見通しは1億5400万トンから1億5500万トンに改定し、前年からは1.3%の減少。このうち、米国の輸出が16.1%増加し、オーストラリア、EU,アルゼンチンも前年を上回ると予想したが、黒海周辺国とカナダが減少の見通しを示した。期末在庫に関すると、2015/16年度の推定を2億1300万トンから2億1800万トンに引き上げ、元和kなら1700万トンの積み増しである。また、2016/17年度を2億900万トンから2億3000万トンに上方修正し、在庫積み増しの見方にシフトした。
Posted by 直 6/21/16 - 10:16



