2008年05月22日(木)
債券:インフレ懸念で売りの展開、長短金利差も拡大
[場況]
10年債利回り:3.91↑0.10
債券は大幅続落。インフレ懸念がくすぶって終日売りの展開だった。前日に4月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録がタカ派寄りだったと受け止められたことが引き続き重くのしかかっているところに、夜間取引での原油価格一段高や欧州債の下落などが売り圧力を強めて通常取引でも弱気のスタート。失業保険新規申請件数が予想を下回り、株価回復となったのもマイナスに作用した。
日中には原油相場が反落となり、また1-3月期住宅価格指数の記録的な落ち込みも伝わった。しかし、市場の反応はほとんどなく、朝方から短期債中心に売りの流れは切れず。利回り曲線に着目した動きも続く。この結果、長期金利指標10年債利回りは失業保険データを受けた後で3.9%台に上昇したのが、午後に3.9%台で落ち着いた。長短金利差の目安である2年債と10年債の利回り格差は1週間ぶりに1.4ポイントを割り込んだ。
Posted by 直 5/22/08 - 17:49



