2017年01月09日(月)
世界の農耕地、都市の拡張に伴い2030年までに1.8-2.4%縮小
[穀物・大豆]
2016年終わりに発表された米欧の大学などの研究者グループによる調査結果によると、世界の農耕地は都市の拡張によって2030年までに1.8-2.4%縮小するとの見通しが示された。アジアとアフリカが縮小分の約80%を占める。また農耕地の縮小は、世界の2000年度の作物生産の3-4%に相当するとした。
国別では、中国だけで760万ヘクタール、全体の5.4%が縮小、これに伴い生産は8.7%減少するとの見方を示した。中国では、最も生産性の高い農地で都市化が進んでいるとも指摘した。コメの輸出で世界3位、コーヒー輸出2位のベトナムの農耕地は10.3%縮小、15.9%の生産に相当するという。最も都市化の影響が大きいのはエジプトで、農耕地が34%、生産が37%縮小する見通しとなった。
エジプトなどでは生産が細る分、輸入への依存が高まることになり、世界需給にも影響されやすくなるとも指摘。一方、米国やブラジル、インドでも影響が見られるとしているが、都市化が主に生産性の低い農業地帯であることから、国内生産を脅かすほどのものとはまらないとの見方を示した。
Posted by 直 1/9/17 - 11:16



