2019年09月20日(金)
2019年EU軟質小麦生産見通し、2回連続の上方修正・COCERAL
[穀物・大豆]
欧州の穀物輸出組合COCERALは、欧州連合(EU)の2019年軟質小麦生産が1億4326万トンと、5月の前回報告時の1億4028万3000トンから引き上げた。3月に1億3982万2000トンの初回予想を発表してからこれで2回連続の上方修正になる。前年比にして11.2%の増加。EUで生産規模が最大のフランスを3610万1000トンから3939万トンに引き上げ、この結果初回予想の3686万トンも上回る。前年との比較で15.6%増加。2番目に大きいドイツは2410万トンから2287万3000トンに引き下げ、フランスと対照的に初回予想の2363万8000トンからもダウンとなるが、前年に比べると13.7%の増加である。3位の英国は5月に1527万6000トンの初回予想を維持していたが、今回の報告で1597万3000トンに引き上げた。前年からは17.0%アップ。
EUのコーン生産見通しは6159万3000トンで、5月の6291万6000トンから引き下げた。それでも、初回予想の6099万9000トンはまだ上回る。また、前年から2.8%の増加。主要生産国で最大のフランスは1430万8000トンから1226万4000トンに下方修正。初回予想の1421万トンも下回る。前年比プラスの見方は維持しているものの、伸び率が従来の21.4%から4.2%と大きく縮む。2位のルーマニアは1147万5000トンから1152万8000トンに引き上げ、2回連続の上方修正。2018年尾下方修正もあって、前年から0.9%増加の見方に転じた。3位のハンガリーも797万9000トンから830万8000トン、2回連続で引き上げた。ただ、前年からは2.3%の減少になる。
2018年のEU小麦生産推定は1億2880万7000トンと、5月時点での1億2743万7000トンからやや引き上げた。一方、2018年のコーン生産推定を6093万2000トンから5991万5000トンに引き下げた。
Posted by 直 9/20/19 - 09:40



