2024年08月30日(金)
24/25年世界砂糖需給、初回見通しは358万トンの供給不足・ISO
[砂糖]
国際砂糖機関(ISO)は30日、2024/25年度(10-9月)の世界砂糖需給について、358万トンの供給不足になるとの初回見通しを発表した。前年より大きな不足幅をみている格好になる。2024/25年度生産予想が1億7929万トンで、前年比1.1%減少。消費は0.8%増加し1億8287万トンになるとの見通しを示した。このほか、輸入を4.0%減の6553万7000トン、輸出は6.0%減って6446万8000トンと見通す。期末在庫予想は9613万3000トンで、2.7%の減少。
ISOは2023/24年度見通しを20万トンの供給不足とし、6月の前回報告での295万4000トンから大きく修正した。ブラジル中南部の生産が従来の予想以上となり、また輸出の増加もあって、不足幅の縮小につながったという。
Posted by 直 8/30/24 - 10:30
2024年ウクライナ砂糖ビート収穫開始、8月29日時点で1%弱終了
[砂糖]
ウクライナ農務省によると、2023年砂糖ビートの収穫が開始し、8月29日時点で1200ヘクタール、作付されたうちの1%弱終了となった。前年とほぼ同じタイミングのスタートだが、作業のペースは若干速い。収穫は5万6900トンで、これも前年同期をやや上回った。
Posted by 直 8/30/24 - 08:42
2024年08月29日(木)
ブラジルの農地火災、25/26年度生産へも影響するとの懸念高まる
[砂糖]
ブラジルの農地火災が2024/25年度のみならず、2025/26年度の砂糖生産にも影響が出るとの懸念が高まっていると報じられた。主要生産地のサンパウロ州では週末にかけて大規模な農地火災が発生。砂糖きび生産者協会は、約8万ヘクタールの砂糖きび畑が消失、これは中南部全体の1%以上に相当するとした。協会幹部は、被害を受けた農地の植え替えは必至で、来年度のイールドに響くだろうと述べた。しかも、同州は現時点で引き続き乾燥がひどく、家事の再発警告も出ており、これも来年度の生産を押し下げかねないとみられている。
農業顧問アーチャー・コンサルティングの幹部は、2024/25年度の砂糖きび生産を5億8000万トンと、市場予想の6億-6億1000万トンを下回ると予想。10月終わりから新年度が始まる来年4月まで収穫はほぼ休みであることを指摘し、インドの輸出禁止やファンドのショートポジションを考慮し、価格が更に上昇する可能性があるとの見方を示した。
Posted by 直 8/29/24 - 11:45
ロシア、砂糖輸出禁止の延長計画ない・農務省
[砂糖]
ロシア通信社によると、同国の農務省は砂糖輸出禁止を延長する計画はないことを明らかにした。ロシアは5月に食料安全保障の確保を理由に、人工甘味料も含めては8月31日まで輸出禁止を決めていた。ただ、最終的な決定が2024年の砂糖ビート生産見通し次第であることも認識。ユーラシア経済連合(EAEU)加盟国への輸出も見直すという。
Posted by 直 8/29/24 - 08:29
インド砂糖業界、国際価格上昇背景に砂糖輸出再開求める
[砂糖]
インドの作業業界で、国際価格の上昇を背景に砂糖輸出再開を求める声が広がっていると報じられた。ブラジル・サンパウロ州で大規模な山火事が発生し、地元の砂糖きびが被害を受けた。オーストラリアの調査会社グリーン・プール・コモディティー・スペシャリスツが最大500万トンの砂糖きび生産減少を見通していることなどから、ニューヨークやロンドンの先物市場で価格が高騰。砂糖・バイオエネルギー生産者協会(ISMA、旧インド製糖所協会)の事務総長は地元メディアに対し、2023/24年度の期末在庫や2024/25年度の生産増加見通しを考慮し、現時点で200万トンの輸出が望ましいと述べた。輸出承認は国内需給の安定やエタノール生産計画、また製糖所の流動性に寄与するという。
また、インドの製糖大手Shree Renuka Sugarsの会長も価格上昇を指摘し、約200万トンの砂糖輸出のチャンスとコメント。ISMA高官と同じく、製糖所の返済能力改善につながるとの見方を示した。同業のBirla Sugar高官は、2024/25年度に最大300万トンの砂糖輸出を承認するよう政府に要請すると述べた。
Posted by 直 8/29/24 - 08:17
2024年08月28日(水)
ブラジル2大製糖会社、SP州山火事の被害を報告
[砂糖]
ブラジルの2大製糖会社がサンパウロ州の週末まで続いた山火事による砂糖きびへの被害を報告した。最大手ライゼンによると、約180万トンの砂糖きびに被害が出て、これは2024/25年度の生産見通しのおよそ2%に相当する。ただ、砂糖きびは焼けても、早急に行う限り収穫や圧搾が依然可能であり、ライゼンはダメージを受けた砂糖きびの圧搾を優先する意向を示した。また、一時閉鎖していた製糖所の稼働を再開したという。
同業のサンマルチーニョの報告では、山火事の被害は2万ヘクタール相当の砂糖きびに広がった。同社もまた焼けた砂糖きびを加工するとし、また2024/25年度の生産ガイダンスを維持するという。追加の設備投資計画も明らかにした。
Posted by 直 8/28/24 - 11:43
24/25年ブラジル中南部砂糖きび圧搾、8月前半は8.57%減少
[砂糖]
ブラジル砂糖きび生産者協会(Unica)が発表した国内中南部の2024/25年度(4-3月)砂糖きび収穫報告によると、8月前半の圧搾高は4383万1000トンと、前年同期から8.57%減少した。7月からの減少基調を続け、また前回報告の7月後半以上のマイナス幅。前年同期に20%を超える減少だったの比べてもダウン、また市場予想を下回った。2024/25年度の圧搾高は8月16日時点で3億7744万2000トンになり、前年同期を4.83%上回った。
8月前半の砂糖生産は310万9000トンで、前年から10.24%減少した。砂糖もまた7月から減少基調にあり、しかも今シーズン最も大きな落ち込みとなった。生産は市場の予想以下でもある。エタノールは22億9500万リットル、2.19%の減少に転じた。含水エタノールは3.02%と7月後半より小幅ながらも増加。無水エタノールが10.22%減少し、7月後半以上のマイナスとなった。2024/25年度の砂糖生産は16日時点で2391万トンになり、前年から5.41%増加。エタノールは7.26%増の180億400万リットル。
16日時点での砂糖きび1トンあたりの糖分含有量(ATR)は135.15キログラム、前年同期の135.09キログラムに比べてやや増加となった。砂糖生産への砂糖きびの割り当ては前年同期の48.94%から49.19%に上昇、エタノール向けが51.06%から50.81%に低下した。
Posted by 直 8/28/24 - 10:50
インドの9月国内砂糖販売枠235万トン、前月から引き上げ
[砂糖]
インド政府は28日付リリースで、9月の国内砂糖販売枠を235万トンに設定した。前月の220万トンから15万トン引き上げた。ただ、8月には7月の販売枠の適用を15日まで延長ともなっていた。また、9月の販売枠は前年の250万トンを下回る。市場市場関係者は、この販売枠で価格は概ね安定するとの見方を示した。
Posted by 直 8/28/24 - 08:09
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