2008年10月07日(火)
EIA、冬季暖房燃料需要見通しを上方修正、価格は引き下げ
[エネルギー]
米エネルギー省情報局(EIA)は7日に発表した冬季暖房燃料アウトルックで、08/09年度の米国における一世帯あたりの暖房用天然ガス消費が前年比で1.3%増加するとの見通しを示した。8月の推定からは小幅引き上げとなる。うち北東部では6.0%増加するものの、中西部では1.9%減少する。価格見通しは全米平均で前年から16.5%上昇とこちらは8月時点の22.5%上昇から下方修正。北東部で 12.0%、中西部で19.1%それぞれ増加する。暖房油の消費は全米平均で前年から4.8%増加とこちらも8月の4.1%増から引き上げ。地域別では北東部で5.4%増える一方、中西部では 2.2%減少する見通しだ。価格は全米で前年から17.5%、北東部で17.8%、中西部で14.5%それぞれ上昇する。
米海洋大気局(NOAA)の最新の暖房需要日(HDD)予想によると、今年の冬は昨年より2.4%寒くなるものの、過去30年の平均と比べると1.7%暖かくなるとされている。
Posted by 直