2008年10月23日(木)
8月FHFA住宅価格指数は前月比0.59%低下
[経済指標]
連邦住宅金融庁(FHFA)は23日、8月の住宅価格指数が前月比0.59%下落したと発表した。6ヶ月連続の前月比マイナスで、指数は210.10と2005年8月以来の低水準となった。ただし、値下がりペースは前月よりやや鈍っている。
指数を構成する9地域のうち8地域が前月から下がった。西海岸で1.81%ダウンと、最も落ち込みがきつい。ほかの地域は1%を下回るマイナス。唯一上昇したのがニューイングランドで、0.35%上昇した。なお、7月の前月比は速報段階で0.65%だったのが0.80%に改定となった。
8月の価格指数は前年同月と比較すると5.95%下がった。昨年11月から連続の前年割れであり、また8月はこの間で最も大きなマイナスだ。地域別で全て下落し、西海岸が19.43%と2ケタダウンとなった。
住宅価格指数は、7月分まで米連邦住宅公社監督局(OFHEO)が管理していたが、7月末の組織再編に伴い8月分から連邦住宅金融庁(FHFA)が手掛けることになった。
Posted by 直