2008年10月23日(木)
失業保険申請件数は前週から1.5万件増加、予想上回る
[経済指標]
米労働省が発表した18日までの週の失業保険新規申請件数は47万8000件となった。前週から1万5000件増加し、3週間ぶりのプラス転換。市場予想も上回った。申請件数はこれで景気後退のサインとみなされる40万を14週間続けて超えている。一方、前週分は速報段階での46万1000件から46万 3000件、4日までの週の申請件数は従来推定47万7000件から48万1000件にそれぞれ改定。労働省のアナリストはハリケーン「アイク」のインパクトが依然として残っていることを示す。
雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は48万250件だった。12週連続の40万台。ただし、前週時点での48万4750件(修正値)を下回る。4週平均が前週より少なくなったのは8月30日までの週以来だ。
Posted by 直