2009年05月04日(月)
2008/09年度ブラジル大豆生産推定、下方修正の可能性
[穀物・大豆]
ブラジル農業顧問アグルーラルのアナリストは4日に米通信社ダウ・ジョーンズに対し、2008/09年度の国内大豆生産推定を現行の5830万トンから引き下げる可能性があることを明かした。南部のリオ・グランデ・ド・スル州の生産ダウンを理由にしている。3月4月の晴天は収穫を進めるのに寄与したが、豆の乾燥にも至ったとコメント。リオ・グランデ・ド・スル州の生産は従来見越す860万トンには届かないだろうという。同氏は具体的な推定は8日に発表予定と述べた。
同氏はこのほか、南部の収穫が今週に終わる見通しを示した。4月30日時点で生産規模が2番目に大きいパラナ州の作付が98%終わり、3位のリオ・グランデ・ド・スル州が89%終了。国内全体で前年同期を3ポイント上回る92%が作付済みとなった。最大のマットグロッソ州やマット・グロッソ・ド・スル州、サンパウロ州では完了している。
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