2009年05月26日(火)
3月のS&Pケース・シラー住宅価格指数、再び下落
[経済指標]
米調査会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が26日に発表した3月のS&Pケース・シラー住宅価格指数は10都市総合で前月比 2.06%低下した。2006年7月から33ヶ月連続ダウン20都市総合では2.17%下がった。こちらは、2006年8月から連続して前月を下回っている。ただ、いずれも2ヶ月連続して前月より下げペースは鈍化した。
20 都市のうち17都市が前月より低い。ミネアポリスで6.07%と、都市別で最もきつい落ち込み。次いでデトロイトの4.85%ダウン、フェニックスでは4.52%下がった。一方、シャーロットで0.30%上がり、デンバーとダラスも前月比プラスだった。
3 月の指数を前年比較すると、10都市総合が18.65%下がった。2007年1月から前年割れを続けながら、1月に過去最大のマイナスを記録してから2ヶ月続けて下げ渋り。一方、20都市総合は18.70%低下した。やはり2007年1月から続落で、また前月以上のマイナス幅である。
前年比は全ての都市で下がった。フェニックスが36.02%と都市別で最大のマイナスだった。また、ラスベガスとサンフランシスコも36.02%、30.06%と3割を超える下落を記録し、これで上位3位になる。
Posted by 直