2009年05月26日(火)
5月の消費者信頼感指数54.9、市場予想大きく上回る
[経済指標]
米有力シンクタンクのカンファレンス・ボードによると、5月の消費者信頼感指数は54.9となった。昨年9月以来の高水準で、市場予想も大きく上回る。前月の40.8(修正値)から3ヶ月連続上昇である。現状指数は一ヶ月前の25.5(同)に対して28.9。向こう半年後を占う期待指数が72.3で、こちらは前月の51.0(同)から20ポイント以上改善した。
カンファレンス・ボードの調査担当者は、現状指数の上昇から4-6月期は前期よりも小幅のマイナス成長になる可能性が見込まれるとコメントした。また、将来にもついて消費者は年初に比べて悲観敵でなくなったと判断。指数は歴史的にまだ低いものの、消費者が最悪期は過ぎたとみなしうていることを示すと分析している。
この調査は全米5,000世帯に対する聞き取り調査の形で行われる。本日発表した結果は19日までに集計したデータに基づいたものである。
Posted by 直