2009年06月05日(金)
5月失業率は9.36%に上昇、予想以上に悪化
[経済指標]
米労働省が発表した5月の失業率は9.36%となった。前月の8.87%から上昇し、1983年8月以来の高水準。市場が予想していた以上に悪化した。
失業率の母数で、実際に就労中の人や就職活動を行なっている失業者など自己申告をベースとした労働力人口は前月から0.23%増えた。労働力人口への参加率は前月より0.01ポイント上がって65.9%。昨年10月以来の高水準である。
労働力人口のうち就業者が前月から0.31%ダウンとなった。4月に一年ぶりの増加になったのが再びマイナス転落だ。
全体人口で就業者が占める比率は1984年10月以来の59.7%に低下。一方、失業者は昨年5月から増加を続け、5月は5.73%増えた。
Posted by 直