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2006年11月17日(金)

インフレを容認する寛容性はない、ダラス連銀総裁
 [要人発言]

ダラス連銀のフィッシャー総裁は17日、フランクフルトで開かれた欧州銀行会議で発言、
ドルは第二次世界大戦後一貫して基軸通貨であり続けていたし、今後もそうだろうと
ドルに対する信頼性は揺るがないとの見通しを示した。

経済的なショックでドルが重要性を損なうことは考えられず、基軸通貨の座を
追われるような大事件は起こらないとした。

また中央銀行のインフレ対する姿勢はどのような状況でも疑われるべきではないと、
今後も引き続きインフレ抑制に重点を置く姿勢を示している。

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Posted by 松     

2006年11月16日(木)

CPIコアは「良い知らせ」、セントルイス連銀総裁
 [要人発言]

セントルイス連銀のプール総裁は16日、ワシントンDCの金融政策会議で講演、
朝方発表されたCPIコアが前月比0.1%の上昇にとどまったことについて、”good news” と
内容に満足していると発言した。もっとも、「数字はFEDがインフレに関するデータを
全て修正するほど決定的なものではなく、これでインフレから抜け出せたわけではないと、
楽観論の台頭にも警戒感を示した。

エネルギー価格が再び上昇する可能性がある上、「完全雇用」に近づきつつあることが
依然としてインフレ要因となり得るという。

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Posted by 松     

ECBに疑問を呈するのは理に適っている、仏大統領
 [要人発言]

フランスのシラク大統領は16日、マドリッドの会議で発言、「ECBの独立性にはこの上ない
敬意を払っていると」とした上で、「ECBの方針について疑問を呈するのは理に適っている」と
先のドピルパン首相による追加利上げ牽制発言を後押しした。また、「ECBに批判的なのは、
フランス一国だけではない」と、欧州内に同じような論調があることを示唆した。

Posted by 松     

CPIコアは正しい方向に向かっている、シカゴ連銀総裁
 [要人発言]

シカゴ連銀のモスコウ総裁は16日、アメリカン・ビジネス・メディア主催の会議で講演を行い、
目先の物価上昇に対して改めて警戒感を示した。

GDPは今後7-9月期の落ち込みから回復し、来年1年程度は平均して潜在成長率を
やや下回る水準で推移すると予想。インフレについては現在の水準は依然として
高すぎると警告、景気が落ち込むリスクよりもインフレが進行するリスクの方が高いと、
将来の追加利上げの必要性を示唆した。

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Posted by 松     

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