2006年11月24日(金)
インフレは依然として上方リスクが高い、ECB理事
[要人発言]
ECBのゴンザレス=パラモ理事は24日、マドリッドで開かれたビジネス会議でスピーチ、欧州のインフレは依然として上方リスクが高いとの認識を示した。2006年、07年共にインフレはECBが適正とする年率2%を上回る可能性が高く、ECBは引き続き「強い警戒感を維持する(strongly vigilant)」と、従来の主張を繰り返した。
インフレのリスク要因として、ドイツの増税とエネルギー価格の再上昇を挙げ、「ECBは物価の安定のためにどんなことでも行う」と、追加利上げの可能性を示唆した。
Posted by 松
2006年11月22日(水)
欧州圏の経済成長は潜在成長率に近づく、ECB理事
[要人発言]
ECBのゴンザレス=パラモ理事は22日、マドリッドで開かれた会議でインタビューに答え、
最近発表された欧州GDPの内容を見る限り、域内の経済成長は潜在成長率に近づいて
いるとの見方を示した。
最近のエネルギー価格の変動については、ECBはまだ注視していないとし、12月の初めにも
インフレや金利に対する価格変動の影響を検証することになると述べた。
理事の発言は、事前に発表されたスペインの7-9月期GDPの伸びが年率3.8%、前日の仏GDPが1.9%となったことを受けてのもの。
Posted by 松
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