2020年10月02日(金)
9月失業率は7.86%に低下、予想も下回る
[経済指標]
失業率
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、単位1,000人
20年9月 | 前月比 | 20年8月 | 市場予想 | ||
失業率 | 7.86% | ↓0.57 | 8.42% | 8.2% | |
労働力人口 | 160143 | ↓695 | 160838 | ||
>就業者 | 147563 | ↑275 | 147288 |
米労働省が発表した9月の失業率は7.86%と、前月の8.42%から低下した。4月に14.75%と過去最高を付けてから5ヶ月連続の低下で、市場予想も下回った。失業率の母数で、実際に就労中の人や就職活動を行っている失業者、学生など自己申告をベースとした労働力人口は69万5000人の減少と、2ヶ月ぶりのマイナス。労働参加率は61.4%と、前月の61.7%から低下した。非労働力人口は87万9000人と、4月以来の大幅増。非労働力人口の中で仕事を求めている向きは24万2000人、5ヶ月ぶりに増加した。
労働力人口のうち就業者は27万5000人増加した。5月からの増加基調を維持しているが、この5ヶ月間で最小のプラス幅にとどまった。労働力人口の中で就業者が占める割合は、前月の56.5%から56.6%に僅かに上がった。失業者は前月から97万人と、5ヶ月連続で減少。ただ、この間最も小幅マイナスとなった。27週間以上の長期失業者は78万1000人の増加、過去最多の増加を記録した。
Posted by 松 10/2/20 - 08:36