2020年10月06日(火)
EU砂糖生産見通し下方修正、前年から5.6%減少・USDAアタシェ
[砂糖]
米農務省(USDA)アタシェによると、欧州連合(EU)の2020/21年度砂糖生産見通しは1605万トンと、従来の1768万トンから下方修正になった。フランスとドイツ、ポーランド、英国を中心に砂糖ビートの減反でイールドが平均以下とみられることが背景にあるという。3年連続の干ばつ、またネオニコチノイド農薬の使用禁止を反映してフランスの害虫被害がひどく、オーストリアやドイツ、英国でも度合いはやや下がるものの影響が出ていることを指摘した。2019/20年度の生産も1725万3000トンから1700万3000トンに引き下げられたが、より大きな修正のため、前年比にして5.6%減少の見方にシフトである。
砂糖消費は2019/20年度と2020/21年度ともに1860万トンの従来予想から1830万トンに若干の引き下げとなった。新型コロナウイルス感染拡大の影響から外食の機会が大きく落ち込み、家庭内での消費増加でも相殺しきれないとの見方である。輸出見通しは100万トンで、50万トンの下方修正。2019/20年度は120万トンで据え置きのため、16.7%の減少になる。期末在庫は77万トンの見通しで、85万トンから下方修正、前年から24.5%の取り崩しになる。
アタシェのEU需給は、1月31日にEUを離脱した英国とあわせたデータとしている。
Posted by 直 10/6/20 - 13:18



