2020年10月19日(月)
20/21年インド砂糖生産見通し、3100万トンにやや上方修正・ISMA
[砂糖]
インド製糖所協会(ISMA)は19日、国内の2020/21年度(10-9月)砂糖生産見通しを3100万トンと、6月に発表した暫定予測の3050万トンからやや引き上げた。10月第一週の衛星画像に基づいての修正で、前年比にして13%増加。砂糖きびの作付は522万8000万ヘクタールから526万8000ヘクタールに修正、前年との比較にして8.9%の増加になる。
マハラシュトラの砂糖生産見通しを1013万4000トンから1148万トンに引き上げた。モンスーンの降雨が砂糖きびの収穫増加に寄与し、砂糖生産も上向くとの見方である。また、カルナタカ州でもタイムリーな降雨、給水所の十分な貯水量を反映して砂糖生産が460万4000トンになると予想。前年から31.7%増加し、また6月時点での431万3000トンから上方修正した。グジャラート州は108万1000トンの見通しを維持、前年を16%上回る。最も砂糖きびの生産規模が大きいウッタルプラデシュ州の作付推定が前年比0.6%減の237万7000ヘクタール、砂糖生産は1.4%減少して1245万7000トンになるとの見通しを示した。ただし、暫定予測の1230万6000トンを僅かに上回る。このほか、タミルナドゥ州の生産予想は75万1000トンで、前年との比較にすると4.9%の減少。
2020/21年度の期初在庫は1064万トンになり、前年から27%減少の見通しとした。それでも、2020/21年度産が完全に出回るまでの数ヶ月間の国内消費を上回る水準であることを指摘。生産増加が見込まれていることもあり、2020/21年度には約600万トンの供給過剰になると見越す。
2020/21年度の砂糖きび圧搾は間もなく始まり、イールドなどの見通しが今後さらに明確になるとの見方を示した。より多くの情報をもとに、2021年1月に改めて生産見通しを発表する予定という。
Posted by 直 10/19/20 - 12:53



