2021年04月28日(水)
21/22年度EU砂糖生産、前年から7.4%増加見通し・USDAアタシェ
[砂糖]
米農務省(USDA)アタシェによると、欧州連合(EU)27ヶ国の2021/22年度砂糖生産は1580万トンと、前年から7.4%増加の見通しになった。前年にフランスをはじめとする害虫被害やオーストリア、ポーランドなどの干ばつなどを背景に10%以上落ち込んだのから回復になるが、2019/20年度の1655万5000トンに比べるとダウンである。
生産の大半を占めるビート糖が1556万5000トンとみられ、前年との比較で7.5%の増加になる。フランスでは前年の害虫被害の後で5%減反の見通し。ただ、イールドが62.7トンから85トンに改善予想となっている。ベルビーやオランダ、ポーランドなどでも作付がダウン、イールドは上昇の見通し。ドイツは作付とイールドともに前年比プラスが見込まれている。
2021/22年度砂糖消費は前年比0.9%増の1675万トンの予想で、前年の横ばいからやや上向く見通しとなった。前年に新型コロナウィルス流行の影響から外食の機会が大きく落ち込み、家庭内での消費増加でも相殺しきれなかったのから回復といっても小幅にとどまる。人口増加の一方で、砂糖離れのトレンドが要因とみられる。輸出見通しは前年と同水準の100万トン。期末在庫は116万トンの見通しで、前年から4.5%増加になる。
USDAは、EU離脱に伴いアタシェのEU需給から英国を除くことになったと記している。
Posted by 直 4/28/21 - 08:30



