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2008年10月02日(木)

ブラジル顧問、2008/09年度砂糖きび収穫の記録更新見通す
  [砂糖]

ブラジル砂糖顧問データグロは2日、2008/09年度の砂糖きび収穫が過去最高の5億4200万トンになるとの推定を発表した。前年度との比較で10.3%増加の見方。エタノール生産は前年度の224億リットルから266億リットルに増加を見越しているという。国内外の需要増加が生産を押し上げ、また2008/09年度の砂糖きび収穫が好調なことも寄与しているとコメント。

同社の幹部は記者団に対し、2008/09年度の中部・南部砂糖生産を前年比2.3%減の2550万トンと見通していることを示した。イールド低下を理由に挙げている。また、北部および北東部では前年並みの450万トンとし、国内あわせて前年を60万トン下回る3000万トンを見越しているという。同氏は需給面から強気の価格見通しも示した。

同氏はさらに、2008/09年度の輸出見通しも取り上げた。砂糖は前年度の1900万トンよりやや少ない1880万トンになるとの見方。今年1月から9月までに1330万トンを出荷済みで、これは前年同期を7.6%下回るという。

ブラジル最大の顧客であるロシアには今年2800万トンを輸出する見通しも示唆。ただ、ロシアが2-3年後に自給国となって買い付けを停止するのを予想しているという。替わりに中東や北および西のアフリカ諸国が最大の顧客になるとした。欧州連合への出荷については、かつての植民地あるいは優遇制度の対象国にに入らないことから限定的との見方である。

エタノールの輸出は前年比38.7%増の48億リットルを見通した。今年に入っての出荷は9月までに37億8000万リットルで、米国の需要増加を背景に昨年1-9月の27億3000万リットルを超えたと説明している。また、9月だけで一年前を76%上回る59万4700リットルだったという。

このほか、金融危機による砂糖セクターへの影響にも言及した。不安定な情勢の長期化により2009/10年度の中部・南部砂糖きび生産が細るのは必至という。作付面積は変わらないまでも、資金不足で設備投資の削減が起こるとのシナリオを描く。さらに、銀行の貸し渋りから業界では買収・合併が進むだろうと述べた。

Posted by 直    10/2/08 - 12:39 

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