2021年07月07日(水)
21/22年度EU穀物生産、前年から3.5%増加見通し・欧州委
[穀物・大豆]
欧州委員会は6日付のレポートで、欧州連合(EU)の2021/22年度穀物生産が2億9010万トンと、前年から3.5%増加の見通しを示した。軟質小麦が1億2580万トン、コーンは7200万トンで、それぞれ7.3%、10.8%増加予想。3月と4月に厳しい冷え込みに見舞われ、寒波による冬穀物の生育や春や夏の作付の遅れに起因したという。それでも、イールドはEU全般に上昇見通しで、特に小麦と軟質小麦、デュラム小麦の高イールドが見込まれるとのことである。国別には、スペインとポーランドの穀物生産が前年の収穫が好調だった反動で減少見通し、逆にルーマニアとフランスは前年の不作から回復し、43%、14%増加の予想とした。
EUの穀物消費は前年から1.1%増加し、このうち飼料向けが前年の減少から0.6%増加に転じるのを見越す。乳製品や豚肉生産の増加が飼料需要を押し上げるとコメント。世界的に在庫が潤沢なことで、小麦の飼料向け消費が増加するのを見込む。飼料におけるコーンのシェアがオオムギの減少を反映して伸びるとの見方を示した。食用と工業用の穀物消費も、EUの景気回復やフードサービスの再開を背景に持ち直す見通しとした。
Posted by 直 7/7/21 - 09:19



