2021年07月21日(水)
21/22年EU穀物生産見通し上方修正、前年比4.8%増・USDAアタシェ
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)アタシェによると、欧州連合(EU)の2021/22年度穀物生産見通しは2億9327万5000トンと、従来の2億8611万8000トンから上方修正となった。前年比4.8%増加で、フランスとドイツ、ルーマニア、ハンガリー、ベネルクス諸国、ブルガリア、アイルランドの回復が背景にある。前年の乾燥と対照的に、今年は4-6月の降雨で土壌水分が改善、イールド見通しも良好という。なお、アタシェはドイツとベルギーで大洪水が発生した前のものであり、水害の報告は含まれていない。
2021/22年度の小麦生産見通しが前年比9.6%増の1億3840万トンになった。従来の1億3420万トンから上方修正。オーストリア、ブルガリア、デンマーク、エストニアが引き上げられ、EU全体を押し上げた。一方、スペインでイールドは低下が予想されているという。コーン生産は6560万トンから6685万トンに引き上げられ、前年との比較で3.6%増加。ポーランドとクロアチア、フランス、ルーマニア、ドイツ、スペインの生産が増加、オーストリアとベルギーは減少が予想されている。ポーランドとフランス、ブルガリア、オーストリアでは春の降雨の影響から作付が下方修正、EU全体も引き下げられたが、土壌水分の改善にもつながって生産は上方修正という。
2020/21年度の穀物輸出予想は4509万5000トンで、前年との比較で8.4%増加になる。小麦だけで前年比7.7%増の3340万トンの見通し。
Posted by 直 7/21/21 - 09:25



