2008年10月07日(火)
債券:利下げ実施ないのを嫌気も、株安やFRB議長の発言下支え
[場況]
10年債利回り:3.50↑0.05
債券は反落。金融システムや景気に対する不安がなお強まっているにもかかわらず、金融緩和実施がないのに失望した。先週から強気相場が続いており、買われ過ぎの見方があることからも余計に売り圧力が強まる。ただ、株価が再び大幅安となったのは下支え。朝方はピッチの速かった売りも、午後にやや鈍った。
取引の早い段階はまず当局の対応を材料にした相場下落となった。コマーシャルペーパーの購入制度を設立を決めたが、利下げ発表はなかったためだ。しかも、長期金利の指標10年債利回りが3.5%を上抜けると上昇が加速し、一時は3.6%にじわり近付いた。しかし、ダウ平均が寄り付きの小反発からマイナス転落など株価が依然として軟調で、また午後のバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長による慎重な景気見通しと早期利下げの可能性を示唆する発言が売り圧力を弱める。午後は短期債を中心に利回り上昇を戻す展開である。この結果、長短金利差は前日の変わらずから再び拡大となった。
Posted by 直 10/7/08 - 18:02



