2008年10月09日(木)
債券:一連の不透明感と株安、供給過剰で長短金利差拡大
[場況]
10年債利回り:3.78↑0.15
債券はまちまち。金融や景気を巡る足元の不透明感や株式相場一段安を背景に短期債は買われ、一方、供給過剰懸念から中長期債には売りが広がった。米財務省は前日と本日に緊急国債入札を実施したのが需給のだぶつきシナリオにつながり重しだ。また、利下げやコマーシャルペーパー購入計画などを背景に金融市場の混乱が落ち着くことを先取りした売りも根強い。ただ、株価が再び弱含んだのが2年債などを中心に下支えとなった。
朝方は償還を期限にかかわらず売りが先行していた。予想以上のIBM決算、政府は金融機関に公的資金注入を検討との観測が流れたことなども売り圧力を強めていた。しかし、午後にダウ平均などが弱含むのを背景に短期債は回復。長期債は売りの流れが続き、指標の10年債利回りは前日に続いて再び3.8%を超える場面があった。引けにかけてやや伸び悩んだが、長短金利差の目安である2年最戸の開きは拡大に変わりない。2.25ポイントと2004年5月以来の大きなギャップを記録した。
Posted by 直 10/9/08 - 18:14



