2008年10月15日(水)
FRB議長、追加利下げの可能性示唆
[要人発言]
米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は15日の講演で、金融市場の安定化にできる限り尽くす意向を改めて示し、追加利下げの可能性も示唆した。議長は外国政府との協調行動を続けることにも言及。ただ、金融市場が安定化するまでには時間がかかることも強調し、また市場回復でも経済全般が立ち直るまでさらなる時間を要すると述べた。
バーナンキ議長は景気減速の主因は住宅市場にあると述べた。また、個人消費や設備投資、労働市場がスローダウンしていることも指摘。一方で、景気が弱含むのに投資家のインフレ見通しや石油価格下落、輸入物価指数の伸び悩みで物価上昇の落ち着きにつながる可能性にも触れた。また、景気で唯一明るいのは石油価格の下落であり、可処分所得を押し上げるのを見越しているという。
議長はこのほか講演後の会場からの質問に対し、大恐慌を繰り返すリスクを否定する発言もした。政府の対応で当時との違いがあるとして、その一つに積極的な利下げを取り上げた。また、一連の措置によって1930年代に起きた重要なミスは避けられているともコメント。
Posted by 直 10/15/08 - 14:05



