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2022年05月12日(木)

世界石油需要の伸びは4-6月期に減速、IEA月報
  [エネルギー]

国際エネルギー機関(IEA)は12日に発表した月報で、4-6月期の需要の伸びは前年比で190万バレルと、1-3月期に440万バレルの増加したのから減速するとの見通しを示した。2022年後半には景気の減速や価格高騰の影響で、49万バレルまで縮小するとしている。一方ドライブ需要の増加やジェット燃料需要の回復により、4月から8月にかけては360万バレルの伸びが予想されている。2022年度の世界石油需要を日量9,940万バレルと推定、前月から据え置きとした。前年比では180万バレルの増加となる。

4月の世界供給は日量9,810万バレルと、前月から71万バレル減少した。ロシアの生産は、100万バレル減少したと見られている。中東のOPECプラス産油国や米国の生産が堅調に増加していることや需要の伸び悩みが、ロシアの生産減少の影響を和らげているという。ロシアを除いた場合、世界生産は5月から12月にかけて310万バレルの増加が見込まれている。

2022年の製油所稼働は、4月に日量7,800万バレルと140万バレル減少、中国の不振によって2021年5月以来の低水準となった。今後は8月にかけて、470万バレルの増加が予想されている。世界の精製マージンは、石油製品在庫の急速な取り崩しによって、非常に高い水準まで上昇している。

世界の石油在庫は3月に4,500万バレル減少、2020年6月を120万バレル下回る水準となっている。OECD諸国に関しては、戦略備蓄の放出によって在庫の取り崩し傾向に歯止めが掛かり、3月末時点で26億2,600万バレルと、前月から300万バレル増加した。過去5年平均は依然として2億9,900万バレル下回っている。速報データによると、4月には530万バレルの積み増しが見込まれるという。

Posted by 松    5/12/22 - 06:20 

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