2022年05月27日(金)
2022年EU軟質小麦生産見通し小幅上方修正、前年比は1.9%減少
[穀物・大豆]
欧州の穀物輸出組合COCERALは5月27日付のレポートで、欧州連合(EU)27ヶ国の2022年軟質小麦生産見通しを1億2735万3000トンと、3月の前回報告での1億2689万トンから小幅引き上げた。昨年12月に1億2538万トンの初回予想を発表してからこれで2回連続の上方修正。ただ、前年の推定も1億2095万8000トンから1億2984万1000トンに引き上げたため、前年比は1.9%減少となる。作付を2156万8000へクタールから2159万4000ヘクタールに修正し、前年に比べると0.9%の減少。一方、イールドが5900キログラムの予想で、従来の5880キログラムから引き上げたものの、前年の5960キログラム(同)から低下する。
国別に、最大のフランスの生産を3476万4000トンとみており、3451万トンから引き上げた。前年からは2.0%の減少。2位のドイツは2206万9000トンから2190万トンに上方修正で、前年から2.3%増加する。一方、3位のポーランドは1190万5000トンから1081万トンに引き下げ、前年比較にして11.5%の落ち込み見通となった。EUを離脱した英国の小麦生産は1441万8000トンから1565万2000トンに上方修正、前年から11.4%増加する。
EUのコーン生産見通しは6724万4000トンから6599万4000トンに引き下げた。この結果、前年の6923万5000トン(同)から4.7%減少する。作付を901万5000ヘクタールから929万6000ヘクタールに上方修正し、前年から1.4%の増加見通しに転換。しかし、イールドを7100キログラムとみており、従来の7460キログラムから引き下げ、また前年の7500キログラム(同)から低下となる。生産国で最大のフランスは1339万5000トンの予想とし、1426万トンから下方修正した。前年に比べると14.0%減少。2位のルーマニアは1223万トンから1131万6000トンに引き下げた。この結果、前年比にすると9.1%減少、従来の増加見通しからシフトした。3位のハンガリーは822万2000トンから778万6000トンに下方修正したが、前年に比べると23.6%増加する。
Posted by 直 5/27/22 - 10:27



