2022年09月06日(火)
22/23年世界小麦生産見通しやや上方修正、前年比ほぼ横ばい
[穀物・大豆]
オーストラリア農業資源経済科学局(ABARES)は四半期ごとの商品レポートで、2022/23年度の世界小麦生産見通しを7億8000万トンと、6月の前回報告での7億7600万トンからやや引き上げた。この結果、前年比ほぼ横ばい予想にシフト。米国は4710万トンから4850万トンに引き上げ、前年との比較にして8.3%の増加。また、黒海周辺地域を1億1500万トンから1億2100万トン、中国を1億3500万トンから1億3800万トンに上方修正し、いずれも前年比プラス見通しに転じた。一方、欧州連合(EU)は1億3200万トン、インドが1億400万トンの予想で、揃って500万トン下方修正。それぞれ前年に比べて4.5%、5.1%減少する。
2022/23年度の世界小麦消費見通しは7億8400万トンで据え置いた。前年から0.2%の増加になる。食用が前年比0.41%増の5億8900万トン。飼料用は1億4900万トンとみており、2.9%の減少になるが、従来の1億4200万トンからは上方修正した。世界期末在庫予想は2億7200万トンから2億7500万トンに引き上げた。前年に比べると1.5%の減少。
2022/23年度の貿易予想が2億100万トンで、前年から0.5%増加、従来の1億900万トンから上方修正でもある。カナダの輸出を2190万トンから2300万トンに引き上げ、前年から53.7%の増加を見込む。米国も2110万トンから2250万トンに上方修正、3.1%増加の予想とした。また、EUは3670万トンで、140万トン下方修正だが、前年との比較にすると16.2%増加。黒海周辺地域の輸出に関すると、ロシア、カザフスタン、ウクライナいずれも上方修正。ただ、ウクライナは前年に比べて41.5%と大きく落ち込む見通しにも変わらない。オーストラリアの輸出は100万トン引き上げて2450万トンとした。前年比11.8%減少。
Posted by 直 9/6/22 - 09:18



