2022年09月16日(金)
2022年EU軟質小麦とコーン生産見通し下方修正・COCERAL
[穀物・大豆]
欧州の穀物輸出組合COCERALは9月16日付のレポートで、欧州連合(EU)27ヶ国の2022年軟質小麦生産見通しを1億2556万8000トンと、5月の前回報告での1億2735万3000トンから引き下げた。昨年12月に1億2538万トンの初回予想を発表してから初めての下方修正になる。前年と比べると3.0%減少。面積にして2163万1000ヘクタールの推定で、2159万4000ヘクタールから修正し、前年から0.2%の減少。イールドは5900キログラムの従来予想から5810キログラムに引き下げ、前年の5980キログラム(修正値)から低下する。
国別に、最大のフランスの生産を3476万4000トンから3403万9000トンに引き下げた。前年比3.9%減少。一方、2位のドイツは2190万トンから2225万3000トンに引き上げ、前年から4.7%増加する。3位のポーランドは1200万トンとみており、これも前回報告での1081万トンから上方修正。ただ、前年比較にすると1.6%の減少見通しである。EUを離脱した英国の小麦生産は1565万2000トンから1496万5000トンに下方修正で、前年から7.0%増加する。
EUのコーン生産見通しは6599万4000トンから5194万トンに引き下げた。前年と比べて26.0%の落ち込み。面積は929万6000ヘクタールから884万6000ヘクタールに下方修正し、前年から3.8%減少の見方にシフトとなった。また、イールドを7100キログラムから5870キログラムに引き下げた。前年の7630キログラム(同)から低下する。生産国で最大のフランスは1079万4000トンの予想とし、1339万5000トンから下方修正した。前年に比べると30.5%減少。2位のルーマニアは1131万6000トンから785万2000トン、3位のハンガリーは778万6000トンから313万4000トンにそれぞれ下方修正した。いずれも前年比38.4%と51.5%の大幅マイナス見通しである。
Posted by 直 9/16/22 - 08:30



